以前大連に来た時にひとめぼれした大連賓館。

中山広場の中でも群を抜いてレトロ館漂うステキな雰囲気…なんか漂ってる空気が違う…
内装も気になる!という事で見学して来ました。
正面ゲート
このキャノピーと赤い絨毯がイイわ。

ここに駐車させんでもええやろ…

「大連賓館」のプレート

大連賓館は日本人建築技師太田毅氏によって、1909年着工1914年竣工、終戦の1945年まで旧満州時代に南満州鉄道が経営していたホテルチェーン「ヤマトホテル」のひとつだそう。
その他
「旅順ヤマトホテル」
「新京ヤマトホテル(長春)」
「奉天ヤマトホテル(瀋陽)」
「星ヶ浦ヤマトホテル(大連の星海公園)」
「撫順ヤマトホテル」
「五龍背ヤマトホテル(丹東市振安区)」
「羅津ヤマトホテル(北朝鮮、ラジン・ソンボンのラジン)」
「チチハルヤマトホテル」
「ハロンアルシャンヤマトホテル(内モンゴル自治区アルシャン市)」
「牡丹江ヤマトホテル」
「海拉爾ヤマトホテル(内モンゴル自治区ハイラル区) 」
「孫呉ヤマトホテル(黒龍江省)」
「東安ヤマトホテル(黒龍江省)」
「ハルビンヤマトホテル」
とあり…ハルビン?
この前(2007年)行ったやん!
と思い、ハルビン紀行の写真を見直してみると…
有りました♪タクシー内から「お!ええ感じの建物があるわー♪」と適当に撮ったホテルが正に「ハルビンヤマトホテル」だったらしい。現在は「龍門大厦」という名のホテルの貴賓楼です。
ハルビン駅近くの通り沿い、ちょっとブレてるが正面

側面の方がイケてるわ。

適当でも写真は撮るものね…と実感。
再び大連賓館に戻ります。
1階フロント

ロビー


とりあえず入ってすぐ「喉乾いた」とお茶する事に。
ちょうど2階に喫茶店もあるらしい。名前も「大和」

ん?…ココ?
なんか場末のスナックのようだが…

club、と書いてあったので夜には日式クラブにでもなるのだろう。
カウンターとお酒もあるし。

BOX席

入って右の扉の奥には個室もいくつか。

窓側は中山広場も見えます。

ちょっとサロンっぽい。

店内のベランダから見渡せる中山広場。ちょうど向かいに中国銀行が。

コーヒー頼んだらお菓子も付いてきた。

適度に休憩したのでホテル内探索に戻ります。
螺旋階段を登って一番上まで行く。

おそらく5階。客室は無さそう…

4階。今の建築では考えられない廊下の広さ。

3階。

それにしても薄暗い…
2階。

ちょっとコワイ…映画「シャイニング」のお屋敷のようだわ…
今までの4、3、2階は全部同じ場所から撮りました。
今気付いたけどカーペットのしみ?もなんかコワイ。
部屋の見取り図。

両端に小さい螺旋階段がありそうなので見に行く。

もう片方の階段

光でだいぶ雰囲気が変わるのね。
1階まで戻りました。
さすが1階廊下は
見学者も多いので気合い入っております。

大食堂

ん?

まともな喫茶店もあるやん!

と思ったけど
中途半端にトロピカルなヤンヅ。こいつはちょっと中国的だ。
憧れの大連賓館も堪能したし、暫し中山広場で熱を冷ます…

その間、ツレは風邪引いてホテルで寝込んでましたが…