カシュガルまで一直線に行きたいところが、飛行機の関係でウルムチに一泊しないといけない。
市内付近まで出て「適当なホテル無いですか?三ツ星くらいでいいんですけど。」とタクシー運ちゃんに
他力本願で連れてってもらう事にした。
タクシー運ちゃんは地元に精通している為、さぞ色々な情報をお持ちだろう、と私は思っているので、安心して乗る。
旅行中に運ちゃんに話しかけるのは楽しい。「この辺で美味しいラーメン知りません?」と、まるで
運転出来る執事として御利用させて頂く事が多い。執事、欲しい。
但し、イイ人と悪い人の差が激しいからあまり期待しない事。それがチャイナクオリティ。
うたた寝していると「ココはどうやー!」と運ちゃん。
着いたのかしら?
…
オイッ!!!!!最低でも三ツ星や、て言うてるのに
まったく聞いておらず。どう見ても星はないだろココは…という、ホテルというか
旅館だな。(中国の旅館とはカプセルホテル並みの狭さとコインロッカー並みのうす汚さを合わせた感じ)
ため息をつきながら遠くを見回すと、最近の中国でじわじわ増殖しつつある「コギレイなビジネスホテル」を発見。
ココにする!もう探すのもめんどくさいわ!
A家快捷酒店
www.akkainn.com
日本のビジネスより大分広い。これはリーズナボー♪
次の日。
まだ夜が明ける前にカシュガルに向けて出発。
ウルムチ空港…うす暗いです。

初めて乗る海南航空。

トロピカルな別の機体発見。

思えばウルムチまでは南方航空で来た。
北なのに何故南方航空が飛んでるの?と思いきや、
2002年に北方航空&新彊航空が南方航空に
併合されたらしい。カシュガルまでは海南航空。
北なのに何故海南航空が飛んでるの?と思いきや、
2007年に海南航空、新華航空、山西航空、長安航空の4社が
統合されたらしい。※これで中国で4番目に大きい「大新華航空」グループとなる。
ちなみにトップ3は「中国国際航空」「中国南方航空」「中国東方航空」グループ。
このように中途半端に地域性を盛り込んだ航空会社だと
併合などされた時に非常にややこしい。今後は「中国空中航空」とか「中国雲の上航空」とかにした方がいいと思うわ。
シリーズ「世界の飛窓」より、ルートから天山山脈と推測。

この海南航空。
機内でスッチーを中心に「皆で仲良くストレッチ♪」を強要したり(気がつくと機内に軽快な音楽が)、空中彩票(コンジョンツァイピィァオ/空中宝くじ)を配ったりとなかなか
素っ頓狂なサービスが売りらしい。ちなみに宝くじは外れた。
カシュガル到着!

きたきた…

ウイグル語
キタ――――(゚∀゚)――――ッ!!!! 
もちろん
読めないよ。10月初旬というと、中国では休日でも日本では普通に労働時間。
物流を生業としているツレには日本から電話がかかりまくりです。
遠くても電波は飛んでるのね〜

カシュガルには特に素敵なホテル♪が皆無なので、その辺の三ツ星に泊まる。
名前も場所も忘れた…

薄暗いヨ…

カシュガルの探索に向かいます。