昆明での食生活をご紹介。
「今年の汚れ、今年のうちに!」と同様に「其処の食は其処で頂く!」ということで。
市内の「野菌園」はその名の通り、きのこ鍋専門店です。
地元民たちで賑わっている庶民的な店。

あ〜既にいい香りが。
あまりにも腹が減っていて半狂乱だった為何を注文したのか全く覚えていない…が、現地ガイドさんはソムリエのようなものですのでおまかせコースでよろしくね♪と。好きなきのこを選んで鍋に。

鍋だけでもきのこ出汁が効いているが、お好みで辛いタレにつけても。
中国東北の黒龍江(ヘイロンジャン)は実はロシアからのアムール河だった、と同様に川に国境は無い。
このビールは「メコン河」の中国名だ。雲南省の
ご当地ビール♪
ランツァンジャンビールです。

締めには干巴菌(ガンバージン)のチャーハンを。これまた絶品。
それから何日かは何処でも同じような干巴菌チャーハンを食べまくり。
■野菌園 高原明珠店
昆明市関上中路191号
TEL(0871)7161818
9:00〜21:30
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日は変わって昆明市に何件かある「キャバレー」にて。席について舞台を見ながらのお食事なんです。
一階は中国お得意の円卓。二階は個室&少人数用に。
少数民族の衣装を着てそれぞれの踊りとパフォーマンスを見せてくれます。
これまた
少数民族に夢中になってしまい写真を撮るのをすっかり忘れてました。
たったの一枚ですかい…

キャバレーごはん。
手前は雲南名物の汽鍋鶏(チーグオジィ)という滋養たっぷり地鶏のスープ。最後にはかの有名な過橋米線(グオチャオミーシェン)もしっかり付いてきます。
※過橋米線=米線とは米の粉で出来た麺。
昔、科挙の勉強をしているダンナは毎日ちゃんとご飯を食べる暇もなく、いつも冷たいご飯とおかずを食べていた。その為日に日に身体が弱っていく。奥さんは暖かい米線を夜食として届ける事にした。が外は寒いのでいつもすぐ冷めてしまう…ので奥さんは工夫をした。米線が伸びてしまわないよう別々にして、スープには鶏油を注ぎ運んで届けたという。鶏油でフタをされた米線のおかげでダンナはアツアツの麺と愛情を頂く事が出来たとさ。いつも橋を越えて持って行っていたので過橋米線。美しい話ですね。
が、そのダンナが科挙に受かったかどうか…は
誰も触れていないがこの過程が美しいという事なのでしょう。かつての「一杯のかけそば」が
例え作り話であったとしてもまぁよかろう、という世間一般の懐の広さ。これまた美しい。
やはり
嘘も方便だ。
過橋米線に関しては青島市内で何件か出来ていたので行ってみたが
全く別モノですので要注意。もちろん昆明にも他にも美味しい過橋米線が沢山あるだろうと思われますが、今のとこココのが最高でした。
だって一件しか食べてないし…大連には沢山専門店があるらしいのでいつか行ってやる…
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ちょっと一息。カフェに行こ。
「青鳥」の外観。

店内
鳥小屋風の素敵なカフェだ。屋外テラスもあるしなんといっても緑と照明が美しい。
これはまったりできる。
注文したものは…覚えてないけど…雰囲気を味わうにはいいかも。
昆明の夜を堪能。
■青鳥 BLUE BIRD/一号店
昆明市東風西路127号 芸術劇院斜対面
TEL(0871)3610478
二号店
昆明市翠湖南路132号 海逸酒店斜対面
TEL(0871)5315507