2008年もあと少し…
が中国では旧正月の方が
ダントツ大事なので元旦などあまり意味が無く、2009年の元旦の休みは1/1〜1/3のみ。せっかくの休みなので行った事が無い
山東省の世界遺産「泰山(タイシャン)」&孔子の故郷「曲阜(チュイフー)」へプチ旅行へ行こうかと思っております。
泰山には動車組(ドンチャーズー/中国の新幹線)にて済南(ジナン)まで。それからバスで泰安(タイアン)まで行きます。それから曲阜までバスで行く予定です。動車組に乗るのは実は二回目。。。なるべく
タイムリーな話題を書こう!と思いながら、こうしてダラダラと時空間がむちゃくちゃなまま続けていましたが、2009年になる前にとりあえずは2007年青島〜済南の動車組&旅行記の模様を。
2007年6月の時点では青島駅が改修工事の為、四方区に仮の駅を使用出来るようになっていました。
四方駅(スーファンジャン)です。

何故かバケツ片手のおにーちゃんが…

またしてもバケツ。何入ってるか見ればよかった…
薄暗い駅前。
チケット売場。動車組チケットなだけに比較的
マナー守ってちゃんと並んでいる様子。
青島〜済南の往復チケット。一等が満席だった為二等席に。
候車室、待合室の看板も。どうやら新幹線はCRHと略すのがツウらしい。
電光掲示板。頭にDがつくのが動車組。
青島〜済南間(約400km)での快速列車の種類は
■動車組(3時間弱)
■空調特快
■空調快速
■普通快速
とあり、動車組以外はダイヤによって4時間弱〜6時間弱と2時間の差があるらしい。青島→高密(ガオミー)→潍坊(ウェイファン)→淄博(ズボー)→済南(ジナン)と停車。一等146元/二等122元。ちなみに日本の「ひかり」は陽光号、「こだま」は小丁号というらしい。
列車駅なのにX線手荷物検査が。
青島駅に着いた列車の降車が終わるまで強制的に待たされます。人多い…
仮ホームから、初めて見ました動車組♪ 営業運行は2007年4月18日開始。
正式には「和諧号(ハーシエハオ)CRH○型電力動車組」というらしく、「和諧号がね〜」と話しても殆どの人民達は
「ああ、動車組ね」と返してくれる。どうやら動車組という言い方が一般的なのか…?
※○には番号が入ります。
CRH1〜CRH5まであるらしく、
CRH1は青島四方機車車輛公司とカナダ・ボンバルディア社
CRH2は南車四方機車車輛公司と日本・川崎重工
CRH3は唐山軌道客車公司とドイツ・シーメンス社
CRH5は長春軌道客車公司とフランス・アルストン社との共同開発らしい。
CRH4はCRH2を基礎として中国内の企業が製造…て
またパクリ?
というか「中国の技術もココまで来ました!」て堂々と新聞に書いててんけど…フランス・アルストンのTGVみたいに「日本の新幹線から習いました」とか言おうよ。
川崎重工共同の車輛なだけにあまり違和感ありません。新幹線そっくり。
二等席、2−3の座席。一等席も見に行ったけど大差ナシ。何が違うんだ?
持ち手が角みたい。満席だけど立っている人は皆無。
子供天国♪の中国では子供は
何しても許される傾向にある。最初は「あ、子供も乗ってるのね♪」と思っていた仏のワタクシでも1時間後には「このクソガキ…」と思う事になる。この時はまだカワイイ姿。
車内販売の売り子さんもちゃんと存在。
せっかくなのでおやつをひとつ♪と思い、
超ワイルドなおやつを買ってみた。

もっと工夫しようよ。
ごみ集めのニーサンが現れた頃に…
先程のカワイイおぼっちゃまがシート全体に
失禁するという事態が。
恐いのは誰も怒らないオトナ達。周りに謝りもしないオトナ達。じゃ、ワタクシも
失禁してみようかしら?と思ったけどやめときました。
失禁する訳にもいかずトイレに行く。

トイレも中国内にしてはキレイなほう。ただ
ペーパーは既に無くなってたけど。
怒りを我慢しつつ、済南到着です。