ハルビンと言えば伊藤博文暗殺。
ロシアとの国境近く。
そして極寒。
マイナス20℃の世界を体験すべく、あと毎年行われている「氷祭り」を目当てにやってきました。
しかし、この年は例年無い暖冬の為全然寒くなかったのですが。
逆に風がびゅんびゅん吹きまくってる青島の方がよっぽど寒いヨ。
まずはホテルにチェックイン。
■哈尔滨松花江凯莱花园大酒店
Songhuajiang Gloria Plaza Hotel

松花江(ソンフアジャン)という河の畔のシックなホテルです。
中国内でホテル/航空券を予約する際には
Ctrip(シートリップ)もしくはe龍(イーロン)がオススメ。
次の朝、松花江が凍っていたりして。ハルビンらしくなってきたわ♪と期待大。

ハルビン大滑梯(ダーフアティ)…?

滑り台やん!長ッ!

そして滑り台にはミニスケートリンクが併設されている様子。
スケート…もう何年滑ってないのかしら…と
滑る。

2006年トリノ冬期オリンピックの荒川静香選手の活躍も記憶に新しいので
足、上げてみました。

その他馬車に乗れたり馬に乗れたりと観光収入の為の誘惑が盛り沢山。

ハルビン観光のメインストリート/中央大街(ジョンワンダージエ)を下ろう。
約1.4kmと短い上、幅もそんなに広くないホコ天だけど、花崗岩の石畳とロシア風建築物が異国情緒を誘う。
中国内のメガ本屋、新華書店(シンフアシューディエン)がバロック建築物に入っている。この「新華書店」という筆文字は毛沢東先生書らしい。

中に入ってエレベーター。

んー、どうもこういう金網のエレベーターに弱い。こんな部屋に住みたい。
ロシア料理の超有名店「華梅西餐庁(フアメイシーツァンティン)」に入ってみました。
ここでも何故か青島ビールを懐かしむ。

味:こんなもんかしら…?と少し首を傾げる。
雰囲気:一階に坐ったのだがヘンなネオンは光ってるし、店員の態度もいかにも観光客相手といった感じ。後で国営企業と聞いて納得。
ここで大きな間違いを犯していた事に気付く。
「トイレどこですか?」と聞くと「二階」と言うので左奥の階段から上がると…二階むっちゃ素敵やん!?なんで早く言うてくれへんの!?と声を荒たげたくなるような優雅な雰囲気と装飾。時間がゆっくり流れている。
泣く泣くお店を後にして、次の目的は、ひとり10本や20本買うのが当たり前の名物アイス。1本1元。

马迭尔宾馆 / Modern Hotelの前で売っとります。素朴で懐かしい味。これはけっこうイケる。
中央大街の入口までやってきました。

手に持っているのは「大列巴(ダーリエバー)」と呼ばれているハルビン名物の特大パン。重たくて(約2.5kg?)かなり中身はぎっしりしているがフランスパンのようなブールのような馨り。これまた味もイケる。
頭より大きいパンて…

あ!ふと山●パンの「黒糖ロシア(巨大だが100円程の庶民の味方パン)」を思い出したけど、もしやルーツはコレかしら? 大列巴には「ロシア風黒糖パン」て意味もあるみたいだし…
ちゃんと写真撮っておくんだった…
秋林デパートもかなりの歴史的建造物という事でわざわざ見に行く。

大列巴も一緒に写さないと、と使命にかられる。
ソフィア大聖堂。

やはり写真というものは光がかなり重要なのね…

中も入ってみました。過去のハルビンの様子、白黒写真の展示等があり…

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