2011年01月20日

トルコ石とカーペット



個人ツアーとはいえ、カッパドキアのお約束見物処は大体連れてってくれているのだろう。頼みもしていないのにトルコ石屋とカーペット屋に、いつの間にか着いていた。まぁ狭いカッパドキア内、観光名所、お立ち寄り箇所も色々作ってあるのね。



ここが日本語ガイドのSevil(セヴィル)さん、日本人のココロをよく分かってらっしゃる。

「こんなんありますよ、どうですか?」と言われたら躊躇してしまうが、

「ちょっと見てみる?トルコ石がいっぱいあるけど別に買わなくていいからね」と言われたら、なんとなーく見てみたくなるのが女心と秋の空だ。

という事はちょっと興味があると言っているようなものだ。

ここで既に負けている。






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トルコ石

なかなか美しい設計だ。田舎のカッパドキア、このような立派な建築物はまず「旅行客を連れてくる処」だと思って間違いないと見た。








ガタガタ言わんと入ってみますか。

トルコ石






ショーケースも照明も「ええもんうってますよ」と言うてはる。

特に何十万もするトルコ石の陳列コーナーは見ただけですぐ分かる。


トルコ石






ここで日本語ペラペラのスタッフが何人か登場。楽しくおしゃべりをするがこれまた絶対に勧めない。

そして、良いトルコ石は割っても中まで真っ青。安いのは中が白く、大理石に着色してあると言う。



トルコ石はトルコでとれないらしいのであまりココで買う必要も無かったけど、ちょっとキレイだな、と思うものをひとつ買ってみた。後で行くイスタンブールでの相場価格と質を比べて見てみたかったのもアリ。



トルコ石


元々トルコ石にはあまり興味が無いので、おかんへのお土産に、と思ってたけど一回着けてみたら意外と自分が気に入ってしまい「ま、おかんにはまた今度もっとええやつを」と勝手に昇華する。最近は結構好きだ、トルコ石。このなんともいえないターコイズブルーが人工着色とは思いたく無い。ここは自分を信じろ、と神の声が聞こえた。



ちなみに浪費癖が無いツレ、ヒマを持て余しているのかと思いきや服務員と談笑している。私が買物ドーパミンでウキウキと現れ、案の定紙袋を下げながら「本物鑑定書もくれるのよ〜」と言い訳しているのを見るや否や

「ええっ!こんな(高そうな)トコで買うたん!?」と責められる…



こういう無欲な人間になりたい、と時々思う。









そしてセットのようにカーペット屋にも連れていかれる。

もう辺りは暗くなっていたので外観が撮れなかったが

YUKSEL HALI

と書いてあった。ここもかなり立派な建物だ。





出ましたよ、まずは製造行程。

トルコ石




ハハーン、そして順番に見て行くと最後には取引会場が(笑)というパターンね。

ここは何を見てもサラリと流そうと決意する。

カーペットは美しいとは思うが、その時全く欲しくなかったし。





お姉さん達もホンマに織っているのかも怪しいもんだわ…と、もう疑心暗鬼。

トルコ石


とは言え家内制手工業であの美しいカーペットを仕上げるのは単純に尊敬する。絵柄のデザインとか楽しそう。






カーペット、と言えば普通はウールなのだが、ここではシルクもつむぎますよ〜の機械。

トルコ石





ふわふわカイコが

トルコ石




ほらね〜糸ひいてるでしょ?と見せてくれるおばちゃん。

トルコ石






そして案の定…

トルコ石





ここでもまた日本語ペラペラのおっちゃん(この営業トークはマジ上手かった)が


「おーい!チャイ三つ持ってきてね〜、あぁゆっくり座ってね〜♪」


我々をくつろがせようとする(笑)


これは中国で言うと「俺たち、朋友(ポンヨウ)だから♪」のノリに違いない。まず胡散臭い。





とりあえずチャイ飲みながら休憩。

そこにおっちゃんの弟子が現れて、おっちゃんトークに合わせてカーペットを披露する。



ハイ、シルクのカーペットですね、

トルコ石




逆に向けたら色も変わるんです〜♪

トルコ石




不覚ながらも「オオッ!」と言うてしまう(省)




この大きさで○○ドル(全てドル計算)これはノット数が多いからこの大きさでも○○ドル…と果てしなくトークが続く。

ここでぐったりせずに

「いや、正直ほんとに買う気無いから悪いからこの辺でもういいですよ」

と言おうとするが…




ツレが隣りで何やら色々質問しとる!!!!???





え、買う気あるん?と思いきや、値段を聞いてビビっとる。

だーかーらー、買う気が無いんやったらまず色々聞かないのが鉄則!と言うても


まだ色々質問しとるツレ。






や、本当に興味無かったから、

カーペットにも色々種類があって、シングルノットとかダブルノットとか、1cm格にノットが何個あるか、とか

色々書いてあった本も置いてきたし、読んでないから鑑定出来ない!(涙)







そして未だ「う〜ん、う〜ん」と貯蓄能力はあるが決断能力の乏しいツレを見かねて



「要るの要らないの?

ここでガタガタやってて時間くっても無駄やから買うなら買うよ?

高くても思い出品やと思えばいいやん。一生の宝物にしたらええやん。


で、本当に欲しいのん?



と詰め寄る。





おっちゃんに

「ねーちゃん、話早いね〜。ダンナさん、結婚する時も大変だったでしょう(笑)」と労われる。


それを聞いて「ハハハー♪」と無邪気なツレ。






そして玄関マットくらいの大きさのモノを一枚。ターコイズブルーでデザインも二人共気に入ったのを買う事にした。

だから言うたのに…(涙)

ま、いいや。これは騙されて「高い勉強したわ」という訳でも無いし。

そんな勉強したくないな…



シルクじゃなくウールだけど、ヘレケ産のものらしくちゃんと「HEREKE」と入っている。これはトルコ政府の厳密な検査を通り抜けたまぎれもないヘレケ産。偽物じゃないよね、と中国生活から学んだ、いらん考えもよぎる。

ヘレケはイスタンブールの南東60kmにある小さな村で、かつては宮廷御用達の工房が開かれた場所の名前。ダブルノットで1cm角に100〜120のノットがあり大変緻密で美しい図柄は高級絨毯の代名詞となっているらしい。




あぁ、写真が無いけどまた撮ってUPします。






posted by M嬢 at 20:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行┗ トルコ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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