カシュガルのホテル内にあったパンフより現地発着の「バスツアー」を発見。
「カシュガル旅遊網」開催ツアーTEL:0998-2811111
〒844000 カシュガル市人民西路40号(郵政賓館内)
電話するとホテルまで説明&集金に来てくれます。
今回掲載されていたのはこちら↓
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■線路1:カシュガル民俗風情(市内遊覧)一日遊カシュガル老城、バザール、ウイグル族民居、香妃墓、エイティガール民俗文化旅遊区、民族手工芸品工場見学
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■線路2:ダワコン砂漠一日遊(往復250キロ)ダワコン砂漠で車に乗ったり馬に乗ったり駱駝に乗ったりして遊ぶ。砂漠で焼き魚や羊を食べましょう。
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■線路3:高原風光カラクリ湖一日遊(往復390キロ)カラクリ湖までの道、途中「白沙山」の「氷山の父」ムスターグ=アタ峰を望み、カラクリ湖にて馬に乗ったり駱駝に乗ったりして遊ぶ。
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■線路4:オイタグ原始森林一日遊(往復250キロ)オイタグ原始森林へ向かい、途中遊牧民の住居を観覧、原始森林では馬に乗ったり駱駝に乗ったりして遊ぶ。森林からは風光明媚な景色が望める。
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■線路5:カラクリ湖とタシュクルガン二日遊(往復870キロ)タシュクルガンはカシュガルの南西約200km
パミール高原にあり、漢族、キルギス族、ウイグル族が暮らす人口3万人ほどの小さな町。
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うーん。なんとなく線路3:
高原風光カラクリ湖一日遊に決定!
一人260元。
朝8:00に集合。こんなバスに乗せられる。

詰め込まれた後、市内で車ごと検問か検閲。なんやら申請せなあかんみたいです。
その間30分程の時間があり、車が見える範囲で皆それぞれに
個人行動。まとまりないなーーーーしかし…
ワタクシは近くで羊肉(ヤンロウ)をつまむ。

んまー♪
カラクリ湖は標高3,600mの高さ、中国の最西端パミール高原の入口にあり、カシュガルよりもっと西に進む事になる。
カラクリ湖まではカラコルムハイウエイを車で4時間、片道約197kの道のりである。この道は別名「中パ公路」とも言われ、中国(カシュガル)から世界の屋根、パミール高原を抜けてパキスタン(タコル)に至る1,100kの高原の道である。
国道314号線でもあり、ガイドがしきりに「国道(グオダオ)ですよー!」と嬉しそう。

山羊も歩く

ゴツゴツ岩山の間を縫って進む

途中で三回程休憩があり
1)トイレ休憩
2)ごはん休憩
3)観光休憩(ブロンクリ湖)
カラクリ湖へ行く途中の赤い山辺りで1)のトイレ休憩。

赤い岩山が見えてきた辺りをオイタグと言うらしく、上記の
線路4:オイタグ原始森林一日遊(往復250キロ)とはこの辺りの事らしい。
路からの眺め

ホンマ赤い…

そのうち普通の岩山に戻り

路沿いに屋台がずらりと並んでいる集落で、各自勝手に買って食え、という2)ごはん休憩もあり
茶蛋(チャーダン)とナンを買って軽食。

鍋はやっぱり銅なのね〜
タジクルガンの検問所を抜けると
高山に住む民族の姿も発見。肺活量大きいやろな。

雲がどんどん近づいてきます。

山道を抜け、平地を進む事30分。
ここで最後の3)観光休憩の
ブロンクリ湖(標高3200m)!!!


当初「ここがカラクリ湖?干上がっとるやん〜」とボケてました…
目的地のカラクリ湖に劣らず美しい…昔はここも湖だったらしく。

車停まるとこ、売店アリ。

標高高いし、日射しキツそうだな…と思ってた矢先に日焼けしたキルギス人の遊牧民が。
売ってるものが記念キーホルダーとか軽く買えるモノでは無く、なんやら得体が知れない…
新彊地区の屈指の玉(ぎょく)発掘地:和田(ホータン)も近いので和田玉かしら…
ちょうど座るトコもある。簡素なベンチ。電線が邪魔だ。

深呼吸の図。

車道を見上げる。

そろそろ出発。ここからカラクリ湖はもう近い。
そして
キタ…今度こそ湖…

キタ…
キタ――――(゚∀゚)――――ッ!!!! 
これが噂の「氷山の父」ムスターグ=アタ峰。ウイグル語で「黒い湖」という意味を持つカラクリ湖。
黒くないけどヨシ。雄大でフレームに入らず。
大きさ比較。左に人間。右に車。

パオがいっぱい。

パオでは無く…
遊牧キルギス人やカザフ人の間での呼称は
ユルト。
モンゴル高原の遊牧民は
ゲル。中国語で
パオ(包)と呼ぶらしい。なるほどwikipedia。
らくだ!

のる

10分程乗せて歩いてくれる。

それにしても空が近い。
富士山と同じくらいやけどあんまし息苦しくはなかったなー。
とりあえず
結構寒い。ツレも乗る

哀愁漂うサラリーマンの背中

岩がごつごつ

こんなトコでも電波が!

老城で買った毛皮の帽子が役に立つ。ホンマ寒い…

寒い…
寒い…
寒い…
寒いし疲れたしおなかすいた!という時の為に再びユルト。

中は食堂になっているのだ。

天井の明かり取り。フェルトの模様がカワイイ。

ここでも羊肉。


ちょっとお高いけど絶品…美味しくて涙出そうになった。寒さと空腹、恐るべし。
散々堪能した所で帰路へ。
ツアーらしく、帰りに「カシュガル民間手芸品センター」へ寄らされる。

ま、ご愛嬌という事で。
またもやカーペット実演。

展示即売

いや、いいんだけど持って帰る訳にはいかないし…

もうこの辺でいいかしら?と
勝手に現地解散出来るアバウトさもいい所だ。

他のツアー客に別れを告げ、
また日が暮れてしまう!バザールへ急げ!

お店はほぼ閉まりかけ。
ワタクシがきらきらポシェットを物色している間にツレは
「ウイグルポップス集」を買っていた。どうやら地方の流行モノに弱いらしい。
バザールの周辺にはまた屋台が♪
ナッツとレーズンのあめ固め

くるみのあめ固め

…あーまーいー…
中途半端にあめが柔らかいから歯にひっつきまくり…
こうしてカシュガル最終日の夜がふけてゆく。