最新的列車の中国的新幹線も乗ったので、今度は曲阜から済南までローカル列車に乗ろうと曲阜から最寄りの兖州(イェンジョウ)駅へ向かいました。曲阜の観光スポットは列車駅から離れている為、一般的にはバスで観光というのがお決まりみたいですが。孔子廟付近からタクシーで約20分の距離です。タクシー初乗り5元で30元。
思ったより大きい駅。

售票处(ショウピィヤオチュー/切符売場)で当日切符を購入。

一番安い硬座(インズオ)で14元。安っ!

乗る予定の日照(リージャオ/にっしょう)発済南行き…いきなり遅れております。それも30分。

改札前のベンチにて…

うん…新幹線と比べてちょっと客層が違うような…
待つ身にはお菓子が必要。「日本豆」初めて聞いたヨ。

のんびり待った後、ホームに入れました…暗い。

連写モードにすればよかった。お顔拝見出来ず。

乗り込む際、列車とホームとの隙間に板。これはグッアイディーア。

車内の様子。中でも結構寒い為上着は欠かせない。

硬座。思った程硬く無いやん?と思ったが長時間はキツそうやな…

というか、直角の背もたれが疲れそうだわ。
おかまいなく掃除するわよ〜♪

ヤハーリ車内には康师傅(カンシフ)臭が。
おまけに瓜子の殻とか、鼻かんだティッシュとか、いっぱいゴミ落とすなって!(怒)
そしてさっきからやけに乗務員がうろちょろしてるなーと思いきや…

どうやら車内販売らしい↓

まずは無理矢理包装箱を車内に回して廻る。
↓
イヤでも興味を引く乗客。
↓
商品を説明しながら持って廻る。トークが絶妙。
↓
買ってみよっかな?て気になる。
という図式のようだ。この熱袋(ジャーダイ)は半永久的に使えるカイロのようなものだ。ちょっと興味をそそられたがあきらめる。この寒い中でのカイロ…乗務員のマーケティングはなかなか心ニクい。
熱水(ジャーシュイ)サービスは硬座でも健在。

トイレ

今度はオバチャン乗務員が怪しい御利益カードなるモノを売っていたり…

この車内販売は1時間半の車中で4回も繰り返された。なんて飽きない列車の旅だ。
そうこうしている内に済南に到着。やっぱりホームは暗め。

泊まっている列車を観察。

これが噂の硬臥(インウオ/二等寝台)ね!

うーむ、いつか乗りたい…

若干鉄気味であるツレに言わせると、硬臥は上/中/下段の中で中段が一番良いらしく、値段も高いらしい。一番上は天井近く圧迫感が。一番下は気付くと知らんオッサンが座ってたりスリの危険性も高く、常にドキドキ落ち着かないらしい。
済南駅を出ました。

此処から済南空港に向かいます。タクシーで約30分、夜間料金で120元も取られた…殆ど寝てたけど…
空港も暗い。夜遅いから?(22:30くらい)

青島行きは成都(チェンドゥ/せいと)からの経由便。後は厦門(シャーメン/アモイ)、昆明(クンミン/こんめい)行きくらいしか無い。

空港内。綺麗だけどやっぱり暗い。

MU2146便に乗り込みます。

A320-214の機内

済南→青島間て短すぎやろ。離陸から直ぐ着陸態勢やん!と半寝してたら既に青島に着いてました。
ややハードな1泊2日の旅はこれにて完結。
それから一週間はふくらはぎの筋肉痛に悩まされたものの、泰山&曲阜の人々が、聖地だからか何故か皆優しかったのが印象的。