中国で披露宴。
一応ホテルの大宴会場は押さえた。
さて。
中国では「ホテルで披露宴」というパッケージが無い為、何もかも自分で手配しないといけないのです(涙)ヘアメイクもナシ、衣装もナシ、ケーキもナシ、音響その他の設備はあるけど自分で用意…
一体何が付いてんねん!?(怒)
とりあえずホテルでの料金で付いているものは…
■ 中華料理一式(コース)
■ 高砂台の用意(段一つ高くなってる新郎新婦が座るトコ)と背景板(好きなように飾って下さいとの事。中国人達はここに自分達の甘い写真をでかでかと貼る)
■ 受付台の用意
■ シャンパンタワー(グラス並べただけ。シャンパンは自分で用意…)
■ 火を噴きながらジャジャーンと登場する料理一品(ま、いいんだけど…)
■ 行進曲とカラオケ設備とスポットライト。
■ 開瓶費(カイピンフェイ/ビール等の栓を抜く事…)
なんと酒類は持込みなのです。ま、好きなのが頼めるからいいんだけど。
■ 中国茶(さすが中国)
■ テーブルの装花(1テーブルに1コずつ、それも小さい)(涙)
高砂と受付台にはこの花は付いてこない…
■ 椅子&テーブルの装飾(テーブルクロスとか椅子クロスとか。黄/紅/白から選べ、と)
こ、これだけ…(汗)
中国人の方々は皆「結婚式専用イベント会社」に頼んで、獅子舞舞ってもらったり花飾りまくったり、司会を頼んだり、二人の素敵な写真を飾ったりしています。
↓(例:中国的婚礼/甘甘写真を飾っている様子)
↓(例:中国的婚礼/正面入口に名前をでかでかと)
↓(例:中国的婚礼/爆砲も破裂)
ですが、今回は参加して頂ける人の殆どが日本人。ここはしっかりしている友人二人に司会をまかせて…と思いきや、やはり
NHK総合司会のような人物は必要だと言われ、私服でカラオケ歌ってだらだらと続く
まったくメリハリが無い中国式披露宴だけは避けようと上海のウェディングプロデュース会社に総合業務を頼む事にしました。
上海真季婚礼服務有限公司
Maki Best Weddings, Inc.
事前の進行表作成からホテルとの連絡業務(通訳)や様々なアドバイス。
我々の規模(100人程)では、日本人司会者、介添え、全ての進行のとりまとめ役、と三人の方が青島まで来てくれました。三人とはいえども少数精鋭…さすがプロ。当日のオペレーション、ブーケや装花作りまで手伝って頂き、とても頼りになりました。ココは中国。これを全部自分で手配しようものなら…(怖)
おまけに中国では
失敗したオーダーメイド服のように「こんな感じで宜しくね♪」と伝えたつもりが
まったく伝わっていない。いや、
私の言い方が悪いのか?と自問自答せざるを得ない、精神的に自分を鍛えるには
もってこいの国なだけに
教訓:
人まかせにするな
というのが常に私の脳裏をよぎっている。
ええい、メイクも自分でしてしまえ!と半ば
やる気ナシとも見れる行動を取ることにしました。
つけまつげ。一個3〜5元。セットで10元程。
ファンデドーランセット。皮膚より濃いめの色がいいらしい。
スポンジ(水でしぼって固形ファンデに使う&お粉用)いろいろ。
舞台用カラーいろいろ。一色10〜30元程。ラメ入りはちょと高い。
「メイク前にコレを塗りなさい♪」と勧められた、よう分からん美容液。大層な箱に入っているが一箱15元。
これで完璧だわ。
当日までに何回か試化粧してみないと…と
常に厚化粧で巷に出ていたのは披露宴の前二週間程。
つけまつげが眼に刺さり
めばちこになりかけた事も何回か。
ドーラン、すごすぎる…毛穴一切見えず。
のっぺり顔が余計にのっぺりしてしまい、まるで
ぬりかべのよう…
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