ワタクシ事ですが、結婚する事になりました。8月には青島で宴。9月には大阪で宴…
でもその前に。
中国では「私、結婚するのよ〜♪」と皆様に喜糖(シータン)を配る習慣があります。本当は「喜喜」と二つの漢字を並べて「シー」と呼ぶらしい。ダブル・ハッピネス。漢字からめでたいわ。
習慣なだけに、喜糖用にあめちゃんを売っているので
(常に)それを購入。郷に行ったら郷に従え、と会社の中国人の皆様に配ろうと思いまして。
フタまでハート…
基本はあめちゃん。という事で中にあめが入っております。
ちょっと少ないのでスニッカーを勝手にプラス。
とここまでは普通。
中国でもブライダル業界はがんばっている。この業界はここぞとばかりに
カネを使えと色々な商売を考えるモノだ。関係無いが、私はブライダル業界とフューネラル業界が
羨ましいと思っている。
さすが素っ頓狂な中国、こんなモノまで出てきました。
紅喜蛋(ホンシーダン)…
紅は中国の国色、とてもおめでたいチャイナレッドの事です。
中国紅(チョングオホン)という色がありまして、中国の国旗、中華のタバコ等によく使用される赤色があります。印刷上ではCMYK、モニター上ではRGBとなるので、その割合が中国政府、現在中国では北京オリンピックに
燃えているので…これを参考に、という事で出回っております。
■基本の中国紅の作り方
- PANTONE 186 C
- CMYK : C0/M100/Y100/K10
- RGB : R230/G0/B0
■応用編
- PANTONE 202 C
- PANTONE 1788 C
- PANTONE 159 C
- CMYK : C0/M100/Y65/K45
- CMYK : C0/M85/Y90/K0
- CMYK : C0/M65/Y100/K5
- RGB : R137/G0/B24
- RGB : R254/G40/B14
- RGB : R242/G85/B0
↓CMYKで作ってみました。上が基本、下が応用の中国紅です。
↓RGBです。
こう見ると…けっこう
色の幅が広いのね。赤やったら何でもええんちゃうのん?
さすが、何事も差不多(チャーブドウ/大体同じ)で押し切る国。
中国紅について、こんな記述発見。
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中国紅とは一種の陶器のようなものだ。高温状態では紅色は簡単に分解してしまうので、とても塗るのが難しい。千百年余り、紅色の陶器は難度が高いとされてきた。中国では既に中国紅を使用した陶器を作ってきたが、其の色はとても鮮やかである。
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おまけにこんなモノも…
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紅色は北京の色であり中国の象徴である。紅色の故宮の壁、紅色の灯籠、紅色の結婚式、紅色の正月の飾物、古今現代に至るまで、北京の生活は紅色の装飾物で埋め尽くされてきた。紅色…紅色は北京の色になりました。紅色は激しく運動の色だ。紅色は婚礼などで優しい色だ。紅色は民族と文化の色だ。紅色はまた北京オリンピックのメインカラーだ。
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中国、北京オリンピックで
浮かれ盛り上がりまくりです。
紅喜蛋(ホンシーダン)一袋の中には茶蛋(チャーダン)が二つ入っておりました♪
茶蛋(チャーダン)とは簡単に言うと【ゆでたまごに醤油と八角で味を付けたもの】です。これが結構美味しい。
大量に作るのがポイント。毎日ぐつぐつと煮立てるとこんな具合に↓中まで味が染みてきます。
おめでたいチェリーまで登場。